2018.07.31
今日の茨城県常総市は晴れ。またまた暑さが戻ってきた感じですね。
こんにちは。自然素材の家づくりにこだわる 建築アトリエ夢空間マツダ 一級建築士の松田直樹です。
只今着工中の「下屋のある家」の進捗状況です。
外部で外壁工事が始まりました。写真は窯業系サイディングを張っている所です。
窯業系サイディングとは、セメント質と繊維質を主な原料にして、板状に形成したもので、ハウスメーカーさんを中心に、一番メジャーな外壁材と言っても良いかと思います。この外壁材の特徴としまして、防耐火性に優れている、デザインが豊富である、という事があげられ、比較的安価な物から高価な物まであります。また、塗り替えをすることも出来るのでリフォーム性にも優れています。
寿命を良く聞かれますが、サイディングと言うよりはサイディングの目地に入れるシーリング材が劣化するため、シーリング材の入れ直し等が長年経つと必要となります。また、釘打ち工法は釘を打った頭の処理をタッチペンで塗るのですが、サイディング材と経年劣化が異なるため、素材の色と合わなくなるのでこの辺が窯業系サイディングのデメリットと言えるのではないでしょうか。とは言え、今は昔と違い、各メーカー優れたシーリング材を使用していますので、昔よりは寿命は長くなっているかと思います。
今シーリング工事をしていますのでこれで外壁工事は終了です。