設計事務所に依頼をする時に1番に気になる事、
それは価格についてではないでしょうか?
どこにどのぐらい費用がかかるの?
ご希望の予算の中で
「わたしらしく」「家族らしく」暮らす
そんな気になる価格についてここでお話します。
私たちの設計事務所では工事原価公開方式を取り入れた家づくりをしています。どうして私たちが工事原価をオープンにした家づくりをしているかというと、家づくりの価格というのはとても曖昧でわかりにくく、坪単価という一言で表されてしまう事に、違和感を感じたからです。
この工事原価公開を取り入れた家づくりをオープンシステム(CM分離発注方式)と言います。
オープンシステムの最大の特徴は、お客様が工事を行う専門工事業者と直接契約を結ぶことです。直接契約を結ぶと聞くと難しそうなイメージがありますが、それを行うために私たち建築士はプランや設計をするだけではなく、お客様と工事全般の監理業務委託契約を結び、家づくりを総合的にマネジメントします。
今の日本の住宅の主流は、一括請負方式がほとんどですので聞きなれない方法ですが、透明性のある家づくりの手法です。
オープンシステムでお家を建てる事によって、下請け業者にかかる管理費や経費といった中間経費が削減できるだけでなく、今までわかりにくかったお家にかかる内訳費用が見え、価格が明確になります。
柱1本の値段など、すべての原価を知る事ができます。
原価がわかるとお家にかかる費用の透明化だけでなく、無駄も省けて一石二鳥です。お客様の予算に合わせてお金をかける部分、抑える部分を私たち建築士と一緒に見極めながら、お客様の予算を最大限に生かす家づくりができるのです。
さらにオープンシステムで家を建てるともうひとつメリットがあります。それは専門工事業者と直接契約を結ぶことで家に携わる職人さん達の顔が見えるという事です。
家をつくり上げるにはそれぞれの分野のエキスパートである職人さんたちが数多く携わっています。どの職人さん達もお客様の思いを受け、より住んでから住みやすいように、使いやすいようにと日々考えながら家づくりに取り組んでいます。
家づくりには私たち建築士だけではなく、そんな数多くの職人さん達の技や思いも詰まっている事を知ってもらいたいです。
・オープンシステムによる設計監理業務費及び総合マネジメント料 工事費の18~20%
・従来の設計監理業務料 工事費の8~12%
オープンシステムで建築する場合、設計・監理業務の他に専門工事業者の選定や工事監理、工程管理という業務が加わり
工事が円滑に進むよう総合的にマネジメントしていきます。