2018.07.23
今日の茨城県常総市は晴れ。今日もまた暑かったです。ついに40℃を超える場所が出て来てしまいました。
こんにちは。自然素材の家づくりにこだわる 建築アトリエ夢空間マツダ 一級建築士の松田直樹です。
今回は 水害後の家屋につきまして6 につづきまして、今回はまとめになります。
その他、庭木や外壁についた汚泥は、水道で洗い流し、外壁は乾燥させた後、オスバン等の逆性石鹸を200~500倍に薄めたもので噴霧してください。次亜塩素酸ナトリウムと言うものを200倍に薄めても大丈夫ですが、金属類、繊維類は腐食するため、オスバンの方が良いでしょう。
まとめとなりますが、何度もお話しします通り、何よりも乾燥が大切です。まわりに先立って、乾燥しないうちに床を張ったりすると数年後、カビが生えて来てやり直しなんてことにもなりかねません。これは実際に水害があった地域で起こったことです。費用がかかるため、これを全部やるというのは難しい方もいるかと思います。
大切なのは乾かし、消毒するということです。
今回は将来の子ども達の健康被害等を考え、わたくし一級建築士の松田直樹が考えをまとめてみました。最初に書きました通り、これは私個人の考えです。とにかく過去に水害が起きた地域の建築士等に問い合わせ、初期対応をどうしたらいいのかを聞き集め、それを元にまとめたものです。建築士により考え方はそれぞれです。参考程度に読んでいただけたらと思います。
悪徳業者も現れていると聞きます。私が聞いた話では、乾燥する前にすぐに工事をして、2ヶ月後に工事をやり直した話も聞きました。また、某建築会社に床下の洗浄をやってもらったけど、臭うんです。とのご相談を受け床下に潜ってみると、とても洗浄された状態ではありませんでした。まずは、信頼のおける業者さんにご相談してください。先走って契約をしないで下さい。一度周りに相談してからでも遅くはありません。とにかく焦らず、乾かし消毒することから始めて下さい。
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