2019.07.10
今日の茨城県常総市は晴れ。今日は久々に太陽を見ましたね。
こんにちは。自然素材の家づくりにこだわる 建築アトリエ夢空間マツダ 一級建築士の松田直樹です。
今回は梅雨対策について書きます。
昔の家でしたら床なんかがちょっと湿った感があると思います。こういうのって嫌ですよね。やっぱり快適が一番ですよね。そこで、梅雨対策に欠かせない換気ですが、まず、部屋の窓を2か所は開けましょう。空気の通り道を作ってあげるわけです。出来れば対角面を開けてください。理想としてはお昼前位からがいいと思います。また、窓ガラスに付いた結露。これをこまめに拭き取ることも大切です。後はエアコンや除湿器を使うことによってカビが繁殖しないようにすることも一つの方法ですね。私は基本エアコンの風が好きではありませんが、この時期はかかせませんね。
我が家では実はこの時期すごくスッキリしていてほとんどジメジメしません。それは、家を作る際、壁には漆喰、天井材には無垢の杉板を使ったからなんです。漆喰は調湿性に優れていてその性能はビニールクロスの10倍以上とも言われています。また無垢材は、湿度が高いときには吸湿して膨張し、低いときには乾燥して収縮する性質があります。つまり、乾燥した冬には少しさね(フローリングのつなぎ目)の部分が空いてきます。一方、湿気のある梅雨にはこのさねが詰まってきます。これはまさに木が生きている証拠ですね。これを繰り返し、丸みを帯びて足触りが良くなってくるんです。
やっぱり自然素材が一番ですね^^v