2018.07.06
今日の茨城県常総市は雨。今日もまた雨が降っていますが、今日は風がいつもよりは弱いです。
こんにちは。自然素材の家づくりにこだわる 建築アトリエ夢空間マツダ 一級建築士の松田直樹です。
最近、異常気象により各地で川が氾濫し、水害が起きていることを良く耳にします。
皆様ご存じの通り、私が住む茨城県常総市も2015年9月関東・東北豪雨により、鬼怒川の堤防が決壊し、多大なる被害を受けました。
その時の経験をいかし、少しでも多くの方の不安を解消出来たらと思い、アドバイスさせていただきます。
と言うのも、私自身感じたのが、あまりにも水害の経験がある方が少ないという事です。当時、私もどうしたら良い物か分からず、とにかく過去に水害が起きた地域の建築士等に問い合わせ、初期対応をどうしたらいいのかを聞き集めました。それを元に私の考えをまとめてみましたのでよろしければどうぞご覧ください。
(注意:これはあくまでも一級建築士である私個人の考えです。建築士により考え方はそれぞれですので、ご了承くださいませ。)
その前に、少し水害当日のお話をしたいと思います。
とにかく連日大雨が降り続き、川の水は増える一方でした。不思議な物で、どこかで、きっと大丈夫だろうと言う気持ちは誰にもあったかと思います。
写真はその時の様子です。
土手まで見に行ったのですが、さすがに川の水かさがどんどん増えるため焦り、家族で避難しようという気持ちが出てきたのです。
街中を抜ける時は水の中を車で抜けて行ったので、本当にギリギリだったかと思います。
翌日、家に戻ったのですが、あちこちで通行止めになっていたため、家にたどり着くまで相当の時間がかかりました。
私の住んでいる場所は決壊した場所と反対でしたので、直接的な被害は無かったのですが、知り合いの多くは避難所へ逃げていました。
ここで言えることはきっと大丈夫だろう。と言う気持ちは捨てて下さい。
まだ避難指示ではなく、避難勧告だから。と言う考えも捨てて下さい。
あっという間に川の水は増えます。
水害後の家屋につきまして2へつづく。