茨城県常総市にある設計事務所｜1級建築士事務所 建築アトリエ 夢空間マツダ

リビング土間のある田舎暮らしの家（外壁左官工事）

2024.10.28

今日の茨城県常総市は雨、午後から止む予報ですが最近の天気予報はあてならないので怪しいですね。

奄美旅行２日目の午後は、アクティビティー「マングローブカヌーと森と滝のツアー」に参加してきました。最初はガイドさんに森に連れて行ってもらって、ジャックと豆の木の大元となった豆の木を案内していただき色々と説明してもらい、そのあと滝へ向かって色々とお話を聞いたのですが、やっぱり現地のガイドさんに話を聞いた方が色んな知識があるので楽しいです。こういった情報はガイドさん無しでは出来ない貴重な体験なので、お金がかかっても頼むべき。まさに知識は財産ですね。その後はメインのカヌー乗り場へ。。実はカヌーは妻が怖がっていたため条件付きの参加だったのです。それは二人乗りであること。次回へ続く。。。

こんにちは。自然素材の家づくりにこだわる　建築アトリエ夢空間マツダ　一級建築士の松田直樹です。

「リビング土間のある田舎暮らしの家」はお客様のご要望でモルタル下地+サン・ウォール仕上げとなりました。
外壁の仕上げ塗りをする前にモルタルの下地を作るため、

↑のようにラス網を張ります。ラス網とは、モルタルの剥落を防ぐために、モルタル下地として使用される金網の事です。このラス網をタッカーで留めていきます。昔はラス板を張っていましたが今はラス網が主流ですね。
ラス下地が完成すると軽量モルタルを塗り、モルタルが乾く前にグラスファイバーネットを伏せこみます。下塗り→中塗りが終わり養生期間をとりいよいよ仕上げ塗り。

仕上げ塗りはサン・ウォール仕上げ塗りです。サン・ウォールとは、光触媒機能と、撥水機能を持ち備え、通気性があり（呼吸する）、水が浸透しない（防水層を形成）無機質系塗材です。光触媒って最近聞きますよね。光触媒とは、紫外線を当てると有機物を分解する性質があり電力などのエネルギーを使わずに大気や水の汚染を浄化することができます。つまり、太陽の光が当たるとウニョウニョと動き出し、水や酸素と反応し非常に大きなエネルギーをもつ活性酸素をつくり、接触してくる有機化合物や細菌などの有害物質を分解・除去するという仕組みです。
塗り壁は様々なパターンが出来ます。今回はランダム仕上げと言うパターンで仕上げました。ランダムと言うだけあって陰影がとても綺麗で、飽きが来ないのが良いですね。