茨城県常総市にある設計事務所|1級建築士事務所 建築アトリエ 夢空間マツダ

BLOG
ブログ

天井の高いダブル断熱の家(ダブル断熱)

2023.07.28

今日の茨城県常総市は晴れ。連日猛暑で危険な暑さが続いています。

毎日暑いですね。私の車はエアコンの効きが悪い。そう思って知り合いの車屋さんに見てもらうと全然問題なくエアコンが効いているとの事。そこでアドバイスを頂いた通りに最初はエアコンの風量を4段階のうち3にしてみる。なぜなら4だと風量が強いため空気を冷たくする前に送風口からまだ暑い空気が出てきてしまうらしい。確かにそうだ。やってみる。。結果冷たい風が出てきました。思い返してみれば必ずと言っていい程いきなり4にして全開で回してました。。この猛暑だとエアコン無しではきついですからね。

こんにちは。自然素材の家づくりにこだわる 建築アトリエ夢空間マツダ 一級建築士の松田直樹です。

外壁断熱ネオマフォーム

今回の天井の高いダブル断熱の家では、セルロースファイバー+フェノバボードのダブル断熱を断熱材として使用しました。
まずセルロースファイバーのメリットは何と言っても吸音効果が高い事です。ここで、遮音との違いを説明します。遮音と言うのは漢字の通り音を遮る。つまり音を跳ね返すことで音を遮断するのが遮音です。ですので、遮音材と言うのは外には音は漏れないが中には跳ね返ってくるのが特徴です。家族音ですので気になるかどうかです。
一方、吸音と言うのはその名の通り、音を吸収する事で音の反射を防ぐ。つまり音が反響しないようにするのが吸音材です。セルロースファイバーは吸音効果が非常に高く、静かで快適に過ごせると言うのがメリットです。そのため、豪雨が降った時などガルバリウム鋼板の屋根や外壁では大きな音がしますが、セルロースファイバーを入れる事によりそれをとても和らげてくれるんです。また、調湿効果もあるため内部結露にも強いです。
デメリットですが、コストが割高と言う面ですね。グラスウールなどに比べコスト増である事と、専門工事会社が入るため工程に気を付けなければなりません。

セルロースファイバー吹込み

次に外断熱ですが、内断熱は柱間に断熱材を入れるのに対して外断熱は柱の外側に断熱材を張ります。つまり断熱材で建物を包み込むイメージです。気密性も高い事から熱も逃がさず防湿効果も高いです。また、外と室内の温度差が生じにくい事から結露も起きにくいです。
外断熱工法のデメリットとしましては、高価である事、また断熱材の外側に外壁を張るため外壁が厚くなることから不慣れな方や実績のない方の施工はリスクがあると言う事です。
こう言ったことに気を付けて断熱材を上手く使い分けましょう。

今回は屋根、壁共にダブル断熱です。お客様のご要望に合わせて屋根のみダブル断熱にする事もあります。
ちなみに今回はUA値=0.31W/㎡K C値=0.3㎠/㎡でした。寄棟でのこのC値は中々良い数値かと思います。

PAGE TOP

CONTACT
お問合せ・資料請求

家づくりに関することなら何でも、無料で相談を受け付けております。
新築、リフォーム、増築など、どうぞ、お気軽にお問合せください。

AREA
対応エリア

茨城県

常総市・つくば市・つくばみらい市・守谷市・下妻市・筑西市・坂東市・八千代町・古河市・結城市・境町・五霞町・取手市・土浦市・かすみがうら市・阿見町・牛久市・龍ケ崎市・石岡市・河内町・利根町・稲敷市・美浦村・桜川市・笠間市・小美玉市・茨城町 他

千葉県

野田市、柏市、流山市、我孫子市、印西市 他

栃木県

小山市、真岡市 他

東京都一部

埼玉県一部