2022.03.09
今日の茨城県常総市は晴れ。ようやく暖かくなってきました。いよいよ春の訪れですね。
先日娘の高校入試が終わりました。発表はコロナの影響もあってまだ先になり結果は分かりませんが、まずはお疲れ様ですね。今年の高校入試は記述問題が0と言う驚きの結果。昨年記述問題がたくさん出たため今年もと思い一生懸命勉強していたみたいですが、これには意表を突かれたみたいで、帰ってきた一言目が、記述問題一個も出なかったよ~。でした。後から聞いたのですが、どうやら昨年は記述問題を出し過ぎて採点に問題があったようです。確かに採点する人に左右されますからね。とは言え、まずは娘にお疲れ様ですと言いたいです。
こんにちは。自然素材の家づくりにこだわる 建築アトリエ夢空間マツダ 一級建築士の松田直樹です。
建て方が終わると、耐震対策としまして、耐力壁を付けていきます。たいりょくへき、たいりょくかべ、と読み方はどちらでも良いのですが、耐力壁とは、家を建てるにあたって、地震や風からの力に抵抗する力を持つ壁を言い、そうでない壁を非耐力壁と呼びます。耐力壁として認定されている壁は色々ありますが、弊社は写真のダイライトを使用しています。
ダイライトは、高強度、防耐火、軽量、優れた透湿性、高耐久、ゼロアスベスト、低ホルムアルデヒドなどの特徴があり、実績もあります。また、腐りにくく、シロアリが食糧とする成分を含んでいないので防蟻性にすぐれています。通常、腐朽や白アリ被害を防ぐために、柱・間柱・土台・壁体等の地面から1m以内に施すことが義務付けられていますが、防腐・防蟻処理が不要となりますので、この手間も省けます。
このダイライトMS9mm厚をN50の釘を使用して、外周100mmピッチ以下、中通り200mmピッチ以下で打つなど、適性の施工方法をすることにより、1枚2.5倍の耐力壁として認められるのです。
ダイライト以外にも倍数がたくさんとれる耐力壁など、優れた耐力壁もあり、組み合わせたりも出来ます。そこは設計者により、使う耐力壁も違うので、それぞれの特徴を考えながら耐震設計をすると良いでしょう。