茨城県常総市にある設計事務所|1級建築士事務所 建築アトリエ 夢空間マツダ

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薪ストーブのある和モダンな家(屋根仕上げ材)

2022.03.01

今日の茨城県常総市は晴れ。今日はポカポカ陽気で春一番が吹くかも。何て予報で言ってましたが今の所は風があまり吹いていません。

最近仕事が終わり、晩酌をしながら妻と韓国ドラマを見るのが日課になっています。以前から時代物、現代物問わず韓国ドラマにはハマっているのですが、最近はずっと続いています。韓国ドラマをアマゾンプライムビデオで見て、日本のドラマが終盤になってきたら日本のドラマを一気見する。これがある意味ルーティーンになりつつあります。そうです。どちらかというと私は次回を待つことが出来ない。と言うより、一気に見たいタイプなんです。と言う訳で、今は韓国ドラマを楽しんでいます。

屋根仕上げ材

今回の薪ストーブのある和モダンな家では屋根仕上げ材を和瓦(日本瓦)で仕上げました。瓦材のメリットは何と言っても耐久性に優れていると言う所です。雨の多い日本の気候に合って作られていますので耐候性の面でも優れています。ガルバリウム鋼板ですと激しい雨が降った時にバリバリっと音がする事がありますが、瓦ではその心配はございません。そう言った意味では遮音性にも優れていますね。また、高価だとも言われていますが、最近鉄が高騰していて実際はそれほど価格差はございません。
ここで大きな勘違いをしている方もいらっしゃると思いますが、ガルバリウム鋼板が地震に強く、瓦葺きは地震に弱い。と耳にすることがありますが、大きな間違いです。地震の耐震設計をする際にガルバリウム鋼板は軽いため耐力壁の数を重い屋根に比べて少なく設計することが出来ます。一方瓦葺きは重い屋根の設計になるため耐力壁の数が軽い屋根の時より増えます。これだけの事です。瓦屋根の場合は、ガルバリウム鋼板に比べて耐力壁の数が増えますが、決して地震に弱いわけではございません。東日本大震災の際に瓦が屋根からあちらこちらで落ちました。その後、同じ思いはしたくないという思いから、瓦屋根は地震に弱いなどと言うデマが流れてしまったのです。
それぞれの仕上げ材の特徴(メリット、デメリット)を理解したうえで屋根材を選びましょう。

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