2020.10.12
今日の茨城県常総市は曇り。曇っていますがとても過ごしやすい陽気です。
週末に息子が所属するサッカー部の新人戦県西大会があったのですが、残念ながら県大会出場ならず、ベスト4でした。息子も半分くらいは出れたみたいですが、自分の出来には満足がいかなかったようで、ちょいと機嫌悪く帰ってきました。娘も娘で、娘の所属する吹奏楽部の校内演奏のテスト的な物がある予定だったのですが、土曜日が台風で流れ、日曜日にすればいいものを校長先生の一声で土日部活動禁止となってしまったため終始不機嫌。まさに鶴の一声ですね。昔バリバリと部活動に励んでいた親としても部活動はしっかりとやってほしいものですが、世の中の流れなんでしょうかね。
こんにちは。自然素材の家づくりにこだわる 建築アトリエ夢空間マツダ 一級建築士の松田直樹です。
前回説明しました、防湿シート、捨てコンクリート打設が終わった状態が上記の写真です。
この作業が終了するといよいよ鉄筋配筋の作業に入ります。なぜ鉄筋を組むのか?それは、コンクリートは圧縮には強いですが、引っ張りの力には非常に弱いです。それを補うのが鉄筋です。つまり、鉄筋とコンクリートを組み合わせることで、それぞれの弱点を無くし、鉄筋コンクリートとして強度を上げているのです。
捨てコンクリートで出した墨を見ながら鉄筋を並べ、結束線を使って鉄筋を組んでいき、最後に検査をするのですが、ここでポイントを説明します。
・図面通り鉄筋が組まれているか?
上記の写真のように、図面と見比べながら確認します。
・鉄筋の間隔は、立上り共に図面通りか?
上記の写真は、13mm鉄筋の150mm間隔です。
・鉄筋が足りなくなった部分の継手(鉄筋の重なり部分)は40×d確保されているか?(一緒に隣の鉄筋と連続しないようにずらしているかも確認する)
・基礎の出隅や立上り部などで、40×dの定着長さ(鉄筋が重なっている長さ)が確保されているか?(dは、鉄筋の直径を表すので、13mmでしたら40×13mm=520mmの重なりがあるかとなります)
・鉄筋を多重結束しない。(鉄筋は2本までの重なりとし、3本以上はつながない)
上記の写真のように3本以上となる部分はずらして結束します。
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