茨城県常総市にある設計事務所｜1級建築士事務所 建築アトリエ 夢空間マツダ

天井の高いダブル断熱の家（地盤補強）

2023.05.10

今日の茨城県常総市は晴れ。今日は暑くなりましたが過ごしやすい一日でしたね。

今日現場で色々作業をしていると隣の畑にいたおじいちゃんが話しかけてきて野菜をたくさんくれました。現在建築中の土地は、購入前はそのおじいちゃんが隅の方で一部畑をやっていたため、その周辺には色んな物が生えている。何やら話を聞いていると、これはゴボウだ。と言って抜くと小さいが見事にゴボウ。これはツルナ、これはジャガイモ、これはトマト。。すごい。。。勝手に種が飛んで勝手に生えている。と言ったわけで、栽培好きな私は大分テンションが上がって帰ったわけです。

こんにちは。自然素材の家づくりにこだわる　建築アトリエ夢空間マツダ　一級建築士の松田直樹です。

地盤調査の結果一部地盤が弱い判定が出ましたので地盤補強をしました。
写真の様に地盤の弱い部分をある程度の地耐力の出ている深さまで掘削します。地耐力とは、つまり建物の荷重に耐えられる地盤の強さや地盤沈下に対して抵抗できる強さを言います。地盤調査によりこの地耐力の地盤の深さは出ていますのでその層まで掘削し、15cm若しくは30cm厚の砕石を入れて転圧。また砕石を入れて転圧、を繰り返して補強していきます。この補強方法は、大きな木の根を抜いた後や浄化槽が埋まっていた後など全体の地盤が良くても一部弱くなってしまった箇所などに行う補強方法です。地盤はとても重要です。いくら耐震を高めた建物を建てたとしても地盤が弱いと全くもって意味がありません。あくまでそうですが今回の場合は、建てかえですので以前の建物が建つ前に何か大きな木でも生えていたんでしょうかね。

土地を購入した際に、大きな木や浄化槽などが埋まっていた場所なども覚えておくと地盤調査の際にとても役に立ちます。