茨城県常総市にある設計事務所｜1級建築士事務所 建築アトリエ 夢空間マツダ

薪ストーブのある和モダンな家（基礎工事4）

2021.10.27

今日の茨城県常総市は曇り。パッとしない天気ですね。

娘は今中学三年生で通常ですと夏に部活動は引退するんですが、娘が入っている吹奏楽部は夏の文化祭が終わるまで週末のみ活動が続いています。最初は受験勉強なのにとも思ったりもしたんですが、適度に部活をする事で良い受験勉強の気晴らしになっているようです。何事にもメリハリが必要ですね。考えてみればクラブチームも子たちは冬くらいまでチームで活動しています。それでいて学力が落ちているかと言うと案外クラブの子達の方が良かったりもします。やっぱり息抜きのためのメリハリは重要なのかもしれませんね。

こんにちは。自然素材の家づくりにこだわる　建築アトリエ夢空間マツダ　一級建築士の松田直樹です。

・鉄筋はしっかりとしたかぶり厚さを取れているか？（鉄筋はたわんでしまうため、スペーサーブロックなどを使用して、鉄筋のかぶり厚さを確保します。かぶり厚さとは、鉄筋からコンクリートの表面までの距離を言います。上記の写真のように、基礎のベース（底盤）となる部分は60mm以上確保する必要があり、（※注意：スペーサーが鉄筋の重みなどでへこんでいる事がありますので、その際はスペーサーをずらし、60mm確保します。また、スペーサーブロックは1ｍ程度の間隔で設置します。）
また、立上り筋のかぶり厚さは40ｍｍ以上確保する必要があります。このかぶり厚さをしっかりと確保しないと、コンクリートの耐久性が落ちることがある可能性があるので、ご注意ください。

・人通口となる部分や、隅角部、配管のスリーブなどの補強筋はしっかり施工されているか？（コンクリートにスリーブや開口部などがあると、強度が弱くなってしまいます。そのために補強筋で補強します。この補強筋につきましては、設計者のそれぞれの考えがありますので割愛します。）

前回を含め、以上のような鉄筋配筋のポイントを抑えて、自主検査をし、住宅瑕疵担保保険の第一回目の検査を受けると良いでしょう。