2024.07.08
今日の茨城県常総市は晴れ。暑いです。
連日猛暑が続きますね。まさかこの時期に38度とは。。本当に暑くてとろけてしまいそうです。今日は職人さん数人に電話したのですが、みんな今日の厚さはヤバい。が、最初に出てくる言葉です。梅雨の時期だから余計に蒸し暑いのは分かるんですが、これじゃ本当に現場の作業が進まないですね。私も事務所から外へ出るのを躊躇している自分がいます。。でもね、外は暑いんですもん。。。
こんにちは。自然素材の家づくりにこだわる 建築アトリエ夢空間マツダ 一級建築士の松田直樹です。
ベースのコンクリート打設が終わると、立上りの型枠組みに入ります。
ここでの重要なポイントは、鉄筋のかぶり厚さがきっちりと確保されているかどうかと、アンカーボルト、ホールダウン金物が正規の位置にしっかりと固定されているかどうかです。
立上りの鉄筋のかぶり厚さは40mm以上必要です。基礎の立上り幅を120mmとしている所も多いですが、かぶり厚さ40mmを確保するためにはしっかりとした施工性が必要となります。
弊社では外断熱通気工法(基礎は基礎内断熱)を採用していると言うことや、そういった理由から基礎の立上り幅は150mmとしています。(かぶり厚さ40mmが確保されていれば120mm幅でも特に問題はありません。)基礎の立上り幅を120mmから150mmに変えた所で大幅なコスト増にはなりません。
型枠検査をする際には、アンカーボルトやホールダウン金物の位置を確認するのですが、しっかりと固定されているかも確認してください。立上りコンクリートを打設する際に、バイブレーター(振動機)でしっかりと締め固めるため、しっかりと固定していないと万一、バイブレーター(振動機)がアンカーボルトやホールダウン金物に触れた際には位置がずれてしまうためです。
この辺のポイントをおさえながら型枠検査をし、立上りコンクリート打設にのぞむと良いでしょう。
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