茨城県常総市にある設計事務所|1級建築士事務所 建築アトリエ 夢空間マツダ

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コンパクトな木の家(基礎工事4)

2023.10.24

今日の茨城県常総市は晴れ。今日も良い陽気です。

最近朝は7℃、日中は23℃とまぁ朝昼の寒暖差が凄いわけです。基本的に私は基礎体温が若干高いため今も半袖なんですが、さすがに一桁台の気温はヤバいです。なので着る服に困ってしまうわけです。すると困るのが洗濯物。朝の2,3時間だけなので長袖を切るわけでもなく、何かを羽織るしかないのです。それを洗濯するにはちょっとなので数日着るのですが。。ん~。困ったもんです。とは言え半袖で過ごせるのが一番なので寒くはなって欲しくない。。

こんにちは。自然素材の家づくりにこだわる 建築アトリエ夢空間マツダ 一級建築士の松田直樹です。

基礎工事4

鉄筋配筋のポイントの続きです。

ベース筋被り

・鉄筋はしっかりとしたかぶり厚さを取れているか?(鉄筋はたわんでしまうため、スペーサーブロックなどを使用して、鉄筋のかぶり厚さを確保します。かぶり厚さとは、鉄筋からコンクリートの表面までの距離を言います。上記の写真のように、基礎のベース(底盤)となる部分は60mm以上確保する必要があり、(※注意:スペーサーが鉄筋の重みなどでへこんでいる事がありますので、その際はスペーサーをずらし、60mm確保します。また、スペーサーブロックは1m程度の間隔で設置します。)
また、立上り筋のかぶり厚さは40mm以上確保する必要があります。このかぶり厚さをしっかりと確保しないと、コンクリートの耐久性が落ちることがある可能性があるので、ご注意ください。弊社がベース厚を180mmとする理由がこれです。60mm(かぶり厚さ)+13mm(鉄筋径)+60mm(かぶり厚さ)=133mmとなり、ベース厚が150mmですと150mm-133mmで17mmしか余裕がありません。鉄筋はたわむ事と多少の施工誤差を考えると17mmでは難しいためです。

基礎工事4-1

・人通口となる部分や、隅角部、配管のスリーブなどの補強筋はしっかり施工されているか?(コンクリートにスリーブや開口部などがあると、強度が弱くなってしまいます。そのために補強筋で補強します。この補強筋につきましては、設計者のそれぞれの考えがありますので割愛します。)

前回を含め、以上のような鉄筋配筋のポイントを抑えて、自主検査をし、住宅瑕疵担保保険の第一回目の検査を受けると良いでしょう。

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